家族旅行の記念写真をプロに頼む|出張撮影で残す一枚

家族旅行の記念写真を、旅先で出張撮影に頼むときの進め方です。旅行記の表紙やA4ポスターに使う前提で撮ってほしい写真を決める方法、場所と時間の決め方、事前のやりとり、納品された写真の保存と使い方、費用とキャンセルの考え方をまとめました。

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この記事で作れるもの

旅先で撮ってもらった家族の記念写真を表紙にした4ページの旅行記と、同じ写真で作るA4の旅ポスター。

4ページの旅行記の見本の見開き(P2・P3)。写真と短い文章。
完成見本:海の見える町へ|4ページの小さな旅行記

必要なもの

  • 旅の予定(行き先・日にち・時間に余裕のある時間帯)
  • 撮ってほしい写真のメモ(旅行記の表紙用・ポスター用など)
  • 出張撮影を頼む場合:注文先の案内ページ(料金・含まれるもの・キャンセルの決まり)
  • 写真を保存しておく場所(パソコンや外付けの記録装置、クラウドなど)
  • 作品にする場合:無料テンプレート「4ページの小さな旅行記」「A4旅ポスター」

最初に:結論と進め方

  1. 撮ってもらう前に「何に使うか」を決めます。旅行記の表紙は少し縦長、A4ポスターは縦長(おおよそ7:8)の枠なので、縦位置で周りに余裕のある写真を頼んでおくと使いやすくなります。
  2. 撮影は旅程の中に時間の余裕をとって入れ、撮影できる場所かどうか、雨のときどうするかを、事前にフォトグラファーと確かめます。
  3. 納品された写真は、すぐに元のファイルのまま2か所に保存してから、表紙とポスターに使う1枚を選びます。
  4. 写っている人の了解と、写真をどこまで公開してよいかは、撮る前と使う前の両方で確かめます。

旅先で家族全員が写る写真を残す方法

家族旅行の写真を見返すと、撮る人がいつも同じで、その人だけが写っていないことがよくあります。旅先で家族全員が写った記念写真を残す方法は、いくつかあります。

方法 家族全員が写る 準備 気をつけること
セルフタイマー・三脚 写る 三脚や置き場所 構図や表情を整えにくい。人の多い場所では置き場所に困る
近くの人に頼む 写る なし 頼める人がいるとは限らない。機器を預けることになる
旅先の写真館や、観光施設の撮影サービス 写る 予約が必要なことがある 場所や背景が決まっていることが多い
出張撮影(フォトグラファーに来てもらう) 写る 予約・事前のやりとり 費用がかかる。撮影できる場所かの確認が必要

どの方法にも向き不向きがあります。この記事では、出張撮影を頼む場合の進め方を説明します。撮ってもらった写真を、4ページの小さな旅行記の表紙やA4旅ポスターに使う前提で考えます。

全体の流れは次のとおりです。

  1. 撮ってもらった写真を何に使うかを決める
  2. 撮影の場所と時間を決める
  3. フォトグラファーを探して予約する
  4. 事前のやりとりで、撮ってほしい写真を伝える
  5. 当日、撮影する
  6. 納品された写真を保存する
  7. 旅行記の表紙やポスターに使う

手順1 撮ってもらった写真を何に使うかを決める

出張撮影では、まとまった枚数の写真がデータで届くことが多く、その中から作品に使う写真を選びます。何に使うかを先に決めておくと、撮ってほしい写真をフォトグラファーに伝えやすくなります。

このサイトのテンプレートの、写真の枠の形は次のとおりです。

使う場所 枠の大きさと形 頼んでおくとよい写真
A4旅ポスターの写真 180×205mm(おおよそ7:8の縦長) 縦位置で、家族と旅先の景色が一緒に入った1枚
旅行記のP1 表紙 126×140mm(少し縦長) 縦位置で、全員の顔がはっきり見える1枚
旅行記のP2・P3の上の枠 横長3:2 横位置で、景色の中に家族が小さめに入った写真
旅行記のP4 最後の1枚 横長 後ろ姿や、手をつないで歩く場面など

ポスターや表紙の枠は縦長なので、横位置の写真を使うと左右が大きく切れます。横長の写真(3:2)をポスターの枠に入れると、残るのは幅の約59%です(計算)。家族の写真で左右を大きく切ると、端の人が切れてしまうことがあります。そのため、縦位置で、人の周りに少し余裕のある写真を頼んでおくと、あとで切り抜いて合わせやすくなります。

手順2 撮影の場所と時間を決める

場所

  • 旅行記やポスターに使うなら、行き先がわかる景色(海・町並み・建物など)と家族が一緒に入る場所が、作品にしたときに旅の記録になります。
  • 観光地や施設の中には、撮影に許可が必要な場所や、撮影を断っている場所があります。OurPhotoの利用規約でも、撮影場所はフォトグラファーが管理者の指導に従って判断するとされ、示されている撮影場所のすべてで撮影できることを保証するものではないと書かれています(2026年10月12日時点)。撮りたい場所は、予約の前にフォトグラファーに伝えて相談し、必要なら施設の案内でも確かめます。
  • 人の多い時間帯や場所では、ほかの人が写り込みやすくなります。

時間

  • OurPhotoでは、撮影は1枠50分で、予約は1時間単位と案内されています。移動や集合の時間も含めて、旅程に余裕のある時間帯に入れます。
  • 小さな子どもがいる場合は、昼寝や食事の時間を避けると、落ち着いて撮影しやすくなります。
  • 移動の多い日や、帰る日の出発直前は、遅れたときに撮影の時間が短くなりがちです。

雨のときの扱いは、後の「キャンセルと雨の日」で説明します。

手順3 フォトグラファーを探して予約する

出張撮影には、写真を撮ってほしい人とフォトグラファーをつなぐ、マッチングの形のサービスがあります。ここでは、OurPhoto(アワーフォト)について、2026年10月12日に公式ページで確認できたことをまとめます。仕様や料金は変わることがあるので、予約の前に公式の案内を確かめてください。

項目 公式ページで確認できた内容
しくみ 依頼者とフォトグラファーをつなぐサービス。依頼者が指定した場所へフォトグラファーが出張して撮影する
旅行の撮影 撮影ジャンルに「旅行」があり、観光地や海などで、その地域のフォトグラファーを呼んで記念撮影ができると案内されている
探し方 撮影エリア(都道府県・市区町村)、撮影ジャンル、日にちなどで探す。作品やプロフィール、評価を見て選べる
フォトグラファー プロとして活動している人も、セミプロやアマチュアとして活動している人もいると説明されている
提案をもらう 撮影の希望日・場所・内容を投稿すると、フォトグラファーから提案が届く「撮影リクエスト」がある
予約 会員登録(無料)が必要
事前の連絡 個人の連絡先を使わず、サイトのチャットでフォトグラファーとやりとりする
衣装・ヘアメイク 用意はなく、写真撮影のみ

フォトグラファーを選ぶときは、次の点を見ます。

  1. 行き先の地域で撮影しているか:撮影エリアで探すと、その地域で撮影するフォトグラファーがわかります。行き先によっては、選べる人が少ないこともあります。
  2. 過去の作品が、作りたいものに近いか:家族写真や旅行の写真で、景色と人の入り方が好みに合うかを見ます。縦位置の写真があるかも見ておくと、ポスターや表紙のイメージがつかみやすくなります。
  3. 平日と土日祝の料金:フォトグラファーごとに、平日と土日祝の料金が違います。

手順4 事前のやりとりで、撮ってほしい写真を伝える

予約したら、チャットで撮影の内容を伝えます。とくに、作品に使うための写真は、言葉で伝えておかないと撮ってもらえないことがあります。

当日は家族4人(大人2人・子ども2人)です。撮っていただいた写真を、旅行記の表紙とA4のポスターにする予定です。

次の写真をお願いできますか。①縦位置で、全員と海が入った写真(人の上と左右に少し余裕を残して)②全員の顔がはっきり見える縦位置の写真 ③景色の中に家族が小さめに入った横位置の写真 ④後ろ姿で歩いている写真

撮影場所は〇〇の海岸を考えています。撮影してよい場所か、雨の場合はどうするかも相談させてください。

あわせて、次のことを確かめておくと安心です。

  • 集合場所と時間:旅先は土地勘がないので、わかりやすい場所を決めます。
  • 撮影場所の許可や、施設の入場料などの扱い:施設の中で撮る場合に、許可や料金が必要か、その費用を誰が負担するかを確かめます。
  • 撮影した写真の扱い:撮影例として公開してよいか、だめかを伝えます。OurPhotoの利用規約では、フォトグラファーは依頼者の許可なく、撮影した写真を個人のSNSやブログなどで公開してはならないとされています(2026年10月12日時点)。公開してほしくない場合は、はっきり伝えておきます。
  • 子どもの名前:撮影中の声かけに必要な呼び方だけを伝え、フルネームや学校などは伝える必要はありません。

手順5 当日、撮影する

  • 集合時間には少し早めに着くようにします。
  • 衣装やヘアメイクは自分たちで用意します。家族で色の雰囲気をそろえると、写真に統一感が出ます。
  • 大きな荷物や買い物袋は、写らない場所にまとめておきます。
  • 頼んでおいた写真(縦位置・横位置)が撮れているかを、撮影の途中で一度確かめてもらってもかまいません。
  • 公式の案内では、撮影の基本の流れは「現地集合→撮影の流れの説明→撮影→解散」で、必要な写真が撮れ次第、早めに終えることもできるとされています。

手順6 納品された写真を保存する

OurPhotoでは、撮影後2週間以内に写真がデータで納品され、サイトで確認してダウンロードできると案内されています。納品枚数は30枚以上とされていますが、フォトグラファーや撮影の状況によって下回る場合もあると書かれています(2026年10月12日時点)。

  1. 納品されたら、早めに全部の写真をダウンロードします。サイトで見られる期間は、公式の案内で確かめておきます。
  2. ダウンロードした写真は、元のファイルのまま、2か所(パソコンと外付けの記録装置、クラウドなど)に保存します。
  3. 家族で写真を見て、作品に使う候補に印を付けます。

家族のほかの人にも写真を渡すときは、メッセージアプリで送ると画像が小さくなることがあります。共有のしかたは、旅行の写真を共有アルバムで集める方法を参考にしてください。

手順7 旅行記の表紙やポスターに使う

ポスターと表紙の1枚を選ぶ

  • ポスター:家族と旅先の景色が一緒に入った縦位置の写真が、1枚で「どこへ行った旅か」を伝えられます。
  • 旅行記の表紙:全員の顔がはっきり見える1枚を選びます。ポスターと同じ写真にしてもかまいません。
  • P2〜P4:撮ってもらった写真だけで埋めず、自分たちで撮った食事や景色の写真と組み合わせると、旅の流れが伝わります。

画素数と切り抜き

届いた写真の幅×高さのピクセル数を確かめます。切り抜くと、使える画素数はそのぶん減ります。300ppiで計算すると、ポスターの写真の枠(180×205mm)は約2,126×2,421ピクセル、旅行記の表紙の枠(126×140mm)は約1,488×1,654ピクセルです(計算の一例)。切り抜いたあとの大きさで確かめます。くわしくは印刷前に確認したい写真の解像度・余白・色をご覧ください。

切り抜くときは、端にいる人の体や顔が切れないかを必ず見ます。全員が入りきらないときは、別の写真を選び直します。

テンプレートに入れる

写っている人の了解と、公開する範囲

撮ってもらった写真には、家族の顔がはっきり写ります。家に飾る、家族や祖父母に渡す、ほかの人に見せる、インターネットで公開する、で気をつけることが変わります。

  • 写っている人(子どもなら保護者として、子ども本人にも)に、誰に見せるかを伝えて了解を得ます。
  • OurPhotoの利用規約では、サービスを通じて入手した写真を「私的利用の範囲を超えて」複製・販売・出版などに使うことが、禁止事項に挙げられています(2026年10月12日時点)。家族の旅行記やポスターにする使い方を超えて、公開や配布をしたいときは、事前に規約を確かめ、必要ならフォトグラファーにも相談します。

公開する前にSNSやブログで公開すると、知らない人も見ることになり、一度公開すると取り消しきれないことがあります。子どもの顔や名前、住んでいる地域がわかるもの、写真に記録された位置情報などで確かめることは、[旅の動画を共有する前の音楽・写真・個人情報チェック](/guides/share-travel-video-safely/)にまとめています(写真の作品でも同じ点を確かめます)。

キャンセルと雨の日

OurPhotoのキャンセルポリシー(2024年1月10日から適用、2026年10月12日に確認)では、撮影契約が成立した後(フォトグラファーが承認した後)のキャンセルについて、次のように定められています。

理由 キャンセル料
依頼者の都合 撮影日の2日前まで:全額返金/前日:撮影料金の50%/当日:撮影料金の100%
フォトグラファーの都合 撮影料金を全額返金
雨・悪天候 撮影料金を全額返金(キャンセル料なし)

雨のときに撮影するかどうかは、フォトグラファーが判断し、基本は撮影日の前日20時までに、撮影するか中止(日時の変更かキャンセル)かの連絡があるとされています。フォトグラファーが撮影すると判断した場合も、依頼者から撮影当日の3時間前までならキャンセルできると書かれています。

旅行では、天気が悪くても日にちを変えられないことが多いので、予約するときに、雨の日に屋根のある場所で撮れるか、別の日時に変えられるかも相談しておくと安心です。

よくある失敗と対処

  • 届いた写真が横位置ばかりで、ポスターや表紙に使いにくかった → 縦長の枠に使うことを事前に伝え、縦位置で人の周りに余裕のある写真を頼んでおきます。届いたあとなら、全員が入る範囲で切り抜けるかを確かめ、無理なら旅行記のP2・P3の横長の枠に回します。
  • 撮りたかった場所で撮影できなかった → 撮影に許可が必要な場所や、撮影を断っている場所があります。予約の前に撮りたい場所をフォトグラファーに伝え、施設の案内も確かめます。
  • 撮影の時間が旅程に押されて短くなった → 移動の前後や帰る日の直前を避け、余裕のある時間帯に入れます。
  • 納品された写真を、ダウンロードしないまま忘れていた → 納品されたらすぐにダウンロードし、2か所に保存します。
  • 人に送ったら、写真が小さくなっていた → メッセージアプリでは画像が小さくなることがあります。印刷に使う写真は、元のファイルを使います。
  • 撮ってもらった写真をSNSに載せたあとで、家族から外してほしいと言われた → 公開する前に、写っている人に誰に見せるかを伝えて了解を得ます。

費用のこと

  • 出張撮影の料金:OurPhotoでは、料金はフォトグラファーごとに違い、平日と土日祝でも違います。旅行の撮影ページでは、平日11,000円〜55,000円、土日祝13,200円〜66,000円(いずれも税込・1枠50分)と表示されていました(2026年10月12日時点)。
  • 料金に含まれるもの:公式のよくある質問では、表示金額に撮影料・出張費・交通費・写真データ料・消費税が含まれ、追加料金はかからないとされています。旅行の撮影ページでは、撮影データ30枚以上、撮影データの加工、フォトグラファーの指名料、撮影日時の変更(無料)、賠償責任保険による保証も含まれるものとして挙げられています。
  • 支払い方法:クレジットカード決済かコンビニ決済と案内されています。
  • 別にかかることがある費用:施設の入場料など撮影場所にかかる費用の扱いは、予約の前にフォトグラファーに確かめます。衣装やヘアメイクは自分たちで用意します。
  • 作品にする費用:テンプレートは無料です。家で印刷する場合は用紙とインクの費用、額に入れる場合は額の代金が別にかかります。

この記事に関係するサービス(広告)

広告のリンクから申し込みや購入があると、このサイトに紹介料が支払われることがあります。紹介料の有無で記事の内容は変えていません。料金や条件は、必ず各サービスの公式ページで確かめてください。

この記事で使うテンプレート

登録なし・無料。編集アプリや印刷の費用は別にかかります。

出典と確認日

外部サービスの仕様・料金は変わることがあります。利用する前に、必ず公式ページで最新の情報を確認してください。

この記事について

OurPhoto(アワーフォト)の仕組み(依頼者とフォトグラファーのマッチング)、1枠50分の撮影時間、旅行の撮影ページに表示された料金の幅と料金に含まれるもの、予約に会員登録が必要なこと、チャットでの事前連絡、撮影後2週間以内のデータ納品、キャンセルポリシー、支払い方法、利用規約の該当箇所は、2026年10月12日に公式ページで確認しました。予約や撮影の画面は見ておらず、実際に撮影を依頼したことはありません。テンプレート(v1.0)の写真の枠の大きさは、配布ファイルの生成スクリプトで同じ日に確認し、必要な画素数は計算の一例です。撮影場所ごとの許可の要否や、施設の入場料などの扱いは確認していません。

作成:旅あと工房。このサイトで作ったテンプレートと見本の実ファイルを確かめながら書きました。運営者が2026年10月12日に内容を確認しています。

作り方と確認の方針は編集・検証・広告方針をご覧ください。

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