実物の印刷は、まだ確認していませんこのサイトで確認したのは、面付けの順番と、PDFの内容(文字の欠け・余白)を画面上で確かめたところまでです。紙への印刷と折りは確認していません。両面印刷の向きはプリンターによって違うため、本番の前に必ず試し刷りをしてください。
どのファイルを印刷するか
「4ページの小さな旅行記」の一式(tabiato-mini-book-4p-v1.0.zip)には、目的の違うファイルが入っています。家で印刷して折るなら、面付け済みの編集用ファイルを使います。
| ファイル | 使う場面 |
|---|---|
mini-book-4p_edit_A4-print.pptx |
家で印刷して折る。A4横・2スライドに面付け済みで、これを直接編集してPDFに書き出します |
mini-book-4p_print_A4.pdf |
空欄のまま印刷し、プリントした写真を貼って手書きで仕上げる |
test-print_A4.pdf |
本番の前に、両面印刷の向きを確かめる |
mini-book-4p_edit_A5.pptx |
画面で見る・PDFで送る(読む順に4ページ) |
A5版とA4面付け版は、どちらか一方だけを編集すれば十分です。A5版の4ページを、そのまま1枚に2ページずつ並べて印刷すると、折ったときの順番が合いません。A5版を編集した場合は、プリンターやPDF閲覧ソフトの「小冊子印刷」機能が使えることがあります(機能の有無と操作は、お使いの機器・ソフトの説明で確認してください)。写真と文章の入れ方は旅行記の作り方の記事で説明しています。
なぜ「P4|P1」と「P2|P3」なのか
A4用紙1枚を半分に折ると、4つのページができます。外側の2面が表紙(P1)と裏表紙(P4)、内側の2面が見開き(P2・P3)です。
| 用紙の面 | 左半分 | 右半分 | 折ったあと |
|---|---|---|---|
| 表面(PDFの1ページ目) | P4(裏表紙) | P1(表紙) | 外側になる |
| 裏面(PDFの2ページ目) | P2(旅の前半) | P3(旅の後半) | 内側の見開きになる |
この冊子は横書き・左とじです。表面を外側にして中央で折ると、右半分のP1が表紙になり、左半分のP4が裏表紙になります。表紙をめくると、P1の裏にあるP2が左に、P4の裏にあるP3が右に並びます。
折ったあとは「表紙P1 → 開くと見開き(左P2・右P3)→ 閉じて裏返すと裏表紙P4」の順に読めます。読む順番(P1→P2→P3→P4)と印刷する並びが違うのはこのためで、このように折ったときに正しい順番になるよう並べることを「面付け」といいます。
用紙を選ぶ
- A4の、両面に印刷できる用紙を使います。どの用紙に対応しているかは、プリンターの説明書で確認します。
- 写真用紙の中には、片面にしか印刷できないものがあります。
- 薄い紙では、裏面の印刷が透けて見えることがあります。
- 試し刷りは普通紙で行い、本番の用紙は向きが決まってから使います。
試し刷りで、とじ方向を確かめる
test-print_A4.pdf は、表面に「P4・P1」、裏面に「P2・P3」の大きな番号と「↑ 上」の矢印を入れた試し刷り用の見本です。中央には折り位置の点線があります。
test-print_A4.pdfを開き、A4・横向き・両面・フチあり・倍率100%に設定します。- とじ方向を選びます。A4横の冊子では、一般に「短辺とじ」を選びます。ただし、表記や結果はプリンターによって異なります。
- 普通紙に印刷します。
- 「P4・P1」の面が外側になるように、中央の点線で半分に折ります。
- P1から開いて、下の表で結果を確かめます。
| 折って開いたときの様子 | 考えられる原因 | 次にすること |
|---|---|---|
| P1 → P2・P3 → P4 の順に、すべて「↑ 上」が上を向いている | 設定が合っている | 設定をメモして、同じ設定で本番を印刷する |
| P2・P3 が逆さま | とじ方向(長辺/短辺)が合っていない | とじ方向を切り替えて、もう一度試す |
| 外側に P2・P3 が来る | 折る向きが逆 | P4・P1 の面が外側になるように折り直す |
| 2枚の紙に分かれて出てきた | 両面印刷になっていない | 両面印刷を選ぶ(できない機種は次の手順で) |
両面印刷ができないプリンターの場合
- 用紙の片隅に鉛筆で小さな印を付けてからセットします。どちらの面に、どの向きで印刷されるかが分かります。
test-print_A4.pdfの1ページ目(P4・P1)だけを印刷します。- 印刷した用紙を裏返して、もう一度セットします。用紙を入れる向きはプリンターによって違います。
- 2ページ目(P2・P3)を印刷します。
- 折って確かめ、正しく印刷できた入れ方をメモしておきます。本番も同じ入れ方で印刷します。
本番を印刷する
| 設定 | 選ぶもの |
|---|---|
| 用紙・向き | A4・横(両面に印刷できる用紙) |
| 両面印刷 | する(とじ方向は、試し刷りで確かめた設定) |
| 余白 | フチあり(ふちなし印刷は必要ありません) |
| 倍率 | 100%(用紙に合わせた拡大・縮小をしない) |
設定の名前は、プリンターやアプリによって異なります。テンプレートは、ページの外側に11mmの余白をとっています。ふちなし印刷は、機種によっては用紙の端まで印刷するために少し拡大するので、端が切れることがあります。倍率が100%でないと、余白の幅や文字の大きさが変わります。
印刷したら、次の2つを確かめます。
- ページ番号(2・3)が欠けていないか。ページ番号は下の余白の中、用紙の下の端から1cm足らずのところにあるので、端が切れていないかの目印になります。
- 表紙の写真の幅が126mm前後か。定規で測って大きく違えば、倍率が100%になっていない可能性があります。
中央で折る
- インクが乾いてから折ります。
- 裏面(P2・P3)を上にして置き、左右の端と角をきちんとそろえて半分に折ります。こうすると、表面(P4・P1)が外側になります。
- 面付け版では、中央の上下の端に折り位置の目印の短い線があります。目印に合わせて、中央から上下へ向かって指や定規で押さえ、折り目をしっかりつけます。
- P1 → P2・P3 → P4 の順に、すべて上向きで読めれば完成です。
見本(海の見える町へ)の印刷用PDFも、同じ面付けになっています。
よくある失敗と対処
- 裏面(P2・P3)が逆さまになった → とじ方向(長辺/短辺)を切り替えます。手差しの場合は、用紙を入れる向きを変えます。どちらも試し刷りで確かめてから本番へ進みます。
- 開いたらページの順番が入れ替わっていた → P4・P1 の面が外側になるように折り直します。A5版の4ページを2ページずつ並べて印刷した場合は、面付け版で印刷し直します。
- 縮小されて、余白が広く写真が小さくなった → 倍率を100%にして、用紙に合わせた拡大・縮小を外します。表紙の写真の幅(126mm前後)で確かめます。
- 端の文字や写真が切れた → ふちなし印刷をやめて、フチありで印刷します。
- 文字が枠からはみ出した → 游明朝・游ゴシックがない環境で、別のフォントに置き換わった可能性があります。印刷の前にPDFで確かめ、文字を短くします。
費用のこと
テンプレートは無料です。家庭用プリンターで印刷する場合は、用紙とインクの費用が別にかかります。試し刷りの分と失敗したときの予備も考えて、用紙は少し多めに用意しておくと安心です。印刷サービスに頼む場合の料金や送料は、サービスごとに確認してください。
