短い旅の文章を書く方法|写真に添える一言の考え方

旅行記・ポスター・ショート動画に添える短い文章の書き方です。いつ・どこで・何をしたかの事実と気持ちを分けて書き出し、書く場所ごとの長さの目安、書き直しの例、構成メモやプロンプト集を安全に使う方法を説明します。

この記事で作れるもの

旅行記・ポスター・ショート動画に入れる、タイトル・見出し・短い文章・ひとこと・字幕。

A4ポスターの見本。港と灯台の写真と、タイトル「海の見える町へ」。
完成見本:港と灯台|A4の旅ポスター

デザイン見本独自制作のイラスト素材を、旅行写真の代わりに使ったデザイン見本です。実際の旅行記・旅行写真ではありません。文章はデザイン用の仮テキストです。

必要なもの

  • 作品に使う写真(選び終わっていると書きやすくなります)
  • 旅のメモ(いつ・どこで・何をしたか。写真の撮影日時も手がかりになります)
  • 書き込む先のテンプレート(旅行記・ポスターの編集用ファイル、動画の構成シート)

最初に:結論と進め方

  1. 先に事実(いつ・どこで・何をしたか)を書き出し、そのあとで、そのとき実際に感じたことを1つだけ足します。
  2. 体験していないことや感じていないことは、きれいに聞こえても書きません。
  3. 表紙のタイトルは1行、見出しは10文字前後、本文は2〜3文、動画の字幕は1枚15〜20文字くらいまでを目安にします。
  4. 外部のAIサービスで下書きを作るときは、氏名や旅券番号・予約番号を貼り付けず、出てきた文章に作り話が混ざっていないかを確かめます。

手順1 事実と気持ちを分けて書き出す

短い文章は、言葉を探す前に、材料を書き出すところから始めます。

  1. 紙やメモに、事実と気持ちの2つの欄を作ります。
  2. 事実の欄に、いつ・どこで・何をしたか・何を見たか・何を食べたかを書きます。写真の撮影日時や、切符・レシートが手がかりになります。
  3. 気持ちの欄には、そのとき実際に思ったこと、口に出したことだけを書きます。思い出せなければ、空けたままでかまいません。
  4. 事実は多めに、気持ちは少なめで十分です。作品に使うのは、その中の一部です。

事実:5月の週末、一泊二日。朝の電車で海沿いの町へ。窓から海が見えた。お昼は港の食堂で海鮮丼。夕方は港を歩き、日が沈むまで海岸にいた。翌朝、もう一度海を見に行った。

気持ち:窓から海が見えたとき、うれしかった。夕方の港が、いちばん好きだった。

この例は、サイトの見本(イラスト素材によるデザイン見本)の仮テキストに合わせて作った、架空のメモです。このあとの書き直しの例も、このメモをもとにしています。

手順2 体験していないことは書かない

短い文章ほど、きれいな言葉を足したくなります。けれども旅行記やポスターの言葉は、あとで自分や一緒に行った人が読み返すものです。次のことは書かないようにします。

  • 行っていない場所、食べていないもの、見ていない景色
  • 感じていない気持ちや、大げさな感動の言葉
  • 一緒に行った人の気持ちの決めつけ
  • 覚えていない細部を想像で補ったもの(時刻・店の名前・天気など)

思い出せないことは、書かずに省きます。サイトの見本の旅行記でも、出来事の順番だけを書き、足りない情報は足さない方針で文章を作っています。

手順3 書く場所ごとの長さに合わせる

テンプレートの文字の枠には、入る量に限りがあります。次の表の「枠に入る量」は、枠の幅と文字の大きさから計算した目安です。

書く場所 書くこと 長さの目安 枠に入る量(計算)
旅行記 P1 旅のタイトル 行き先や旅の名前 1行 1行16字くらい
旅行記 P1 サブタイトル 旅の形や期間 1行 1行40字弱
旅行記 P2・P3 見出し そのページの流れ 10文字前後 1行25字くらい
旅行記 P2・P3 文章 出来事 2〜3文 1行20字くらいで6行ほど
旅行記 P4 ひとこと 最後に残したい言葉 1文 1行25字くらいで2行まで
ポスター タイトル 行き先や旅の名前 1行 1行18字くらい
ポスター ひとこと(任意) 写真に添える言葉 1文 1行40字くらいで2行まで
動画の字幕 場面の説明 1枚15〜20文字くらいまで 画面の大きさと文字の設定による
  • 動画の字幕の「15〜20文字くらいまで」は、構成シートに書いている、このテンプレートでの目安です。サイトの見本の動画では、字幕を1枚10文字前後にしています。
  • テンプレートは游明朝・游ゴシックを指定しています。これらのフォントがない環境では別のフォントに置き換わり、改行の位置が変わることがあります。書き入れたあとは、はみ出していないかを確かめます。
  • ポスターの見本(イラスト素材によるデザイン見本)では、写真の上に文字を重ねず、下の白い余白にタイトル・日付・ひとことをまとめています。

見本の仮テキストは次のとおりです。イラスト素材によるデザイン見本の文章で、実際の旅の記録ではありません。

旅行記の表紙:海の見える町へ

旅行記の見出し:朝の電車で、海へ/港の昼、海岸の夕方

旅行記P3の文章:お昼は港の食堂で海鮮丼。喫茶店でひと休みしてから、夕方の海岸へ。日が沈むまで、しばらく座っていた。

ポスターのひとこと:夕方の港が、いちばん好きな景色だった。

動画の字幕:窓の外に、海/港の食堂でお昼/また、この港まで。

書き直しの例

手順1のメモをもとに書き直した例です。どれも架空の例文です。

旅行記の見出しは、長い説明を、流れがわかる短い言葉にします。

書き直す前:1日目の朝に電車に乗って、海の見える町まで移動したこと

書き直したあと:朝の電車で、海へ

旅行記の文章は、感想の言葉だけで終わらせず、事実を中心に2〜3文にします。

書き直す前:最高の旅でした!景色もごはんも全部よくて、本当に感動しました。

書き直したあと:朝の電車で海沿いの町へ。窓から海が見えたときは、うれしかった。お昼は港の食堂で海鮮丼を食べた。

書き直したあとの文章は、メモにある事実と、メモにある気持ち1つだけでできています。

想像で足した細部は、メモで確かめられないなら消します。

書き直す前:夕方6時、潮風が心地よい海岸で、真っ赤な夕日を眺めた。

書き直したあと:夕方は、日が沈むまで海岸にいた。

ポスターのひとことは、どこにでも当てはまる言葉より、その写真の場面に結びつく言葉にします。

書き直す前:忘れられない思い出。

書き直したあと:夕方の港が、いちばん好きだった。

動画の字幕は、1枚に1つの場面だけを書き、15〜20文字くらいまでに収めます。

書き直す前:港の近くの食堂に入って、お昼ごはんに海鮮丼を食べた(25文字)

書き直したあと:港の食堂でお昼(7文字)

手順4 テンプレートに書き入れる

小さな旅行記(mini-book-4p_edit_A4-print.pptx または mini-book-4p_edit_A5.pptx)

  1. P1の「旅のタイトル」「サブタイトル・旅のひとこと(例:一泊二日の小さな旅行記)」「日付(任意)」をクリックして書き換えます。
  2. P2・P3の「見出し(例:…)」と、その下の文章を書き換えます。文章の枠には書き方の案内が3行入っているので、すべて消してから書きます。
  3. P4の「最後に残したい、ひとこと」と「旅の記録」を書き換えます。旅の記録は任意なので、消してもかまいません。
  4. 小さな文字の「旅の前半」「旅の後半」は、「行き」「午前」などに変えてもかまいません。

A4旅ポスター(travel-poster_edit_A4.pptx)

  1. 「旅のタイトル」を書き換えます。
  2. 「日付(任意)」と「写真に添える、ひとこと(任意)」は、使わなければ消します。

30秒ショート動画(構成シート)

  1. subtitles_30s.txt の「( )」の部分か、short-video-plan_30s.csv の「字幕」の列に書きます。
  2. CSVで字幕を = + - @ のどれかで始めたいときは、先頭に半角のアポストロフィ ' を付けます。表計算ソフトが数式として扱うことがあるためです。

書き入れたらPDFに書き出し、文字が枠からはみ出していないか、改行の位置が不自然でないかを確かめます。声に出して読むと、長すぎる文にも気づけます。写真や全体の作り方は、旅行写真を1冊にする|4ページの小さな旅行記の作り方と旅ポスターの作り方で説明しています。

構成メモとプロンプト集を安全に使う

旅の構成メモ

  • 仮タイトル、出来事(5つまで)、ひとこと、日付を入力すると、それを並べ替えて、旅行記(4ページ)・ポスター・30秒動画の構成メモを作ります。
  • 入力にない体験・日付・地名を足すことはありません。足りないところは「[ここに写真を選ぶ]」「[ひとことを追加]」のような記入欄で示されます。
  • 動画の形では、字幕にする出来事が20文字を超えると、短くするための目安がメモに出ます。
  • 入力した内容は送信・保存されません。

文章づくりのプロンプト集

  • 旅行記の構成、ポスターのひとこと、動画の字幕の3種類のプロンプト(AIへの指示文)があります。
  • このサイトはAIと連携していません。プロンプトは、自分で外部のAIサービスに貼り付けて使うものです。
  • 外部のAIサービスの利用条件や、入力した内容の扱いは、サービスごとに確かめてください。

貼り付ける前と、出てきた文章を使う前に、次のことを確かめます。

  1. 氏名(フルネーム)・住所・電話番号・旅券(パスポート)番号・予約番号・チケットの番号を貼り付けていないか。人の名前は「友人A」のように置き換えます。
  2. 出てきた文章に、行っていない場所・食べていないもの・感じていない気持ち・違う日付が混ざっていないか。事実のメモと1行ずつ照らし合わせ、メモにないことは消します。
  3. 長さが、書く場所の目安に収まっているか。
  4. 最後に自分で読み返し、言いたいことと違う部分を書き直したか。

AIの下書きは、そのまま使わない外部のAIサービスが出す文章には、入力していない出来事や気持ちが足されることがあります。作品に残す言葉は、事実のメモにあることと、自分が実際に感じたことだけにします。

よくある失敗と対処

  • 文章が長くなって、枠からはみ出す → 事実を1つ減らします。見出しは10文字前後、本文は2〜3文に収めます。
  • 感想の言葉ばかりで、何があったかがわからない → 事実のメモから、場所か食べたものを1つ入れます。
  • 覚えていないことを、想像で埋めてしまう → 書かずに省きます。写真の撮影日時やメモで確かめられることだけを書きます。
  • AIの下書きに、行っていない場所や違う日付が入っている → 事実のメモと照らし合わせて消します。
  • 字幕が長くて読み切れない → 1枚15〜20文字くらいまでにし、それでも長いときは内容を2つの場面に分けます。
  • 一緒に行った人の気持ちを決めつけて書いてしまう → 自分の気持ちとして書きます。相手の言葉を入れたいときは、本人に確認します。

この記事で使うテンプレート

登録なし・無料。編集アプリや印刷の費用は別にかかります。

この記事について

文字数の目安は、テンプレート(v1.0)の文字の枠の大きさと文字サイズから2026年9月24日に計算したもので、游明朝・游ゴシックの環境での改行の位置は確認していません。字幕の目安(1枚15〜20文字くらいまで)は、構成シートに記載している、このテンプレートでの目安です。外部のAIサービスでの動作は確認していません。

作成:旅あと工房。この記事の初版は、運営者の依頼を受けて生成AI(AnthropicのClaude)が下書きし、このサイトで作ったテンプレートと見本の実ファイルを確かめながら書きました。運営者が2026年10月9日に内容を確認しています。

作り方と確認の方針は編集・検証・広告方針をご覧ください。

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